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佐々木かをりさんの話 [enjoy!]

昨日は、某シンポジウムにて佐々木かをりさんのお話を聞いてきた。

 

 佐々木さんについて、正直、私はほとんどなにも知らない。時折、新聞などでエッセイをみかけて、名前をなんとなく知っていた程度。ビジネス書などをたくさん書いている、カリスマキャリアウーマンなのかな、と。

 

本も読んだことない。実際、「成功術」には興味ないし、8ケタも稼がなくて十分幸せだし。こうやって著書を並べてみると、自分との「遠さ」がさらに際だつ。

 

 

ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法

  • 作者: 佐々木 かをり
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2003/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

自分が輝く7つの発想―ギブ&テイクからギブ&ギブンへ (知恵の森文庫)

自分が輝く7つの発想―ギブ&テイクからギブ&ギブンへ (知恵の森文庫)

  • 作者: 佐々木 かをり
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫
 
 
 
 
 
 
でも、昨日のシンポでの講演は、主婦としてもワーキングウーマンとしても中途半端でダメダメな私にも、 興味深い内容で、非常に考えさせられた。
 
簡単に、覚え書き。
 
  •  ・「両立」っていう単語を辞書から消しましょう!
 
我々、安易に仕事と家庭の「両立」と言いがち。女性が働いていると、「まあ大変ねえ!お仕事と家庭、どう両立されてるの?」と、必ず聞かれる。何万回も聞かれると、聞かれる方も「自分は両立できてないんじゃないか」と不安になる。でも家庭を持った男性に、この質問はほとんどない。なぜなのか?
そもそも「両立」という言葉の持つイメージがよくない。どちらもたてる、なんて、考えただけでも大変なこと!
仕事と家庭、どちらも「立てる」必要ないんじゃない?
 
  • ・自分で自分をハッピーにする「責任」をもつ
 
他人に自分の幸せはもってこれない。自分を幸せにできるのは自分だけ。なにか困難なことが生じたとき、誰かや何かのせいにするのではなく、自分自身の行動でそれを変えていく努力をする。そうすれば、周りの人にも優しくなれる。
 
 
佐々木さんは、恐らく基本的に、生活のほとんどがワークに占められている人。 出産4時間前まで仕事をしていた、ということを臆面なくしゃべれる人だ。仕事にかたむけたその情熱が、現在の彼女の成功を支えているのだろう。
 
私自身の理想的ワーク・ライフ・バランスとは異なってしまうのだが、でも彼女の自信にあふれたポジティヴな発想は、とても刺激的だった。 自分が決めて、自分がいいと思ってやっていれば、それがワークだろうが、ライフだろうが、それでハッピー。人を見て参考にすることはあっても、うらやんだり焦ったりしない。当たり前のことかもしれないけれど、忘れてしまいがちなこと。昨日は、それを再確認させてもらっただけでも、彼女の話を聞いてよかった、と思う。
 
悩むことは悪いことではない。苦労を苦労と思わずに・・・、なんて言葉があるけれど、それもなんだか嘘っぽい。苦しんで、悩んで、迷った人ほど、他人を深く思いやれると思うから。
 
でも、悩むことに疲れ果ててしまう前に、思い切って前向きにシフトチェンジ していく勇気が必要なのだとも思う。深く沈めば沈むほど、高く飛び上がれると信じて。沈んだだけではだめで、浮き上がるそのきっかけづくりが、大事なのだなあ、と思った。
 
まあ、「前向きに考えよう」と思って素直に前向きになれる人は、 なかなかいないでしょうけれどね。なろうと思ってもなれない人が大半だし、だからこそ苦しいんですけれどね(笑) 
 
それにしても、マイクを握る佐々木さんは、言葉も姿も自信にあふれ、まぶしかった!いわゆる「成功」する人は、やっぱりとことん前向きです(笑) 

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tanico

私も、普段、たま~にぼんやりととりとめもなく思うことを、スパッと言ってくださると、すっきりして良いですね。
そういう方のお話を聞く機会ってほとんどないですし。
namakoさんの要約を読ませていただいただけでも、ちょっとだけポジティブになった気がしますよ(^^)


by tanico (2008-12-19 10:03) 

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