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続参観と面談 [三歳児ザウルスとの日々]

面談の話なのです


小僧のクラス(25人クラス)の担任は、まいこ先生とあっこ先生の二人。開口一番こう言った。

先生「小僧クン、4月当初は私たちもつかみきれなくて戸惑ったのですが、おむつがはずれて、遊びにも集中して取り組めるようになって、今は随分私達との関係もよくなってきたと思います」

そうなのだ。新しいクラスに入って4月当初は大変だった。新しいクラスということだけではなくて、ハハが本格的に働き始めて生活のリズムも変わり、小僧にとっての環境が大きく変化したのだ。見るからに不安定になっていたし、お迎えに行ってもぶらぶらと時間をつぶしている感じで、遊びに夢中になっている様子ではなかった。新しい環境への適応が上手な子ではないので、人一倍時間がかかるということは頭では理解していたが、感情の面では「いつになったら慣れてくれるのかな・・・」と不安にかられる時もあった。

だから、3歳半を過ぎたあたりからの小僧さんの変化は、私もとっても嬉しかったのだ。

先生「小僧くんは本当にものをよく見る人で、よーく観察しながら「こうしたい、ああしたい」という強いイメージがちゃんとできるまでは行動に移さないんですよね。だから、みんなが体操したり、わらべうたしたりしている時、なかなか輪の中に入ってくれなくてはずれがちだったんですが、やっと最近、一緒に体を動かすようになってくれました。遊んでいるときも、自分のイメージ通りにつくれなかったりとか、お友達が邪魔して中断しなくちゃならないとき、うわーとなってしまうことが多かったんですが、最近は「壊れたらまたつくればいい」って思えるようになってきたみたいで。すごく成長しましたよね!」

先生「私たちも、小僧くんがどんな時にうわーとなってしまうかが大分わかってきたので、できるだけ気持ちをくみ取りながらかかわるようにしていきたいと思っています」

こんな風に言ってもらえて、ハハは大感激。いわゆる「わかりにくい」タイプの小僧さん、他の保育園だったら「扱いにくい子」「変わった子」としてひとくくりにされて終わってしまうところを、ちゃんと小僧なりの表現を受け止めていこうとしてくれている。ありがたいことしきりだ。

先生「実は、先日もお話ししたと思いますけど、研究会で小僧くんのことを報告させてもらったんです。私たちにとっても、とても興味深い例だったので」

ハハ「へえ!それで、どんなタイトルで報告したんですか?

先生「「知的な子ども」っていうんです」

ハハ「(爆笑)」

先生「ビデオで撮影して報告したんですけど、会場でもすごく反応良かったんですよ!海外から先生も来ていたんですけど、「とても面白い子だ」って興味しんしんでした」

実はハハ自身、仕事上、子どもたちの様子を映像に収め、発表する機会が多かったりする。しかし自分の子どもを素材にされるとはね!



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tanico

小僧さん、これまでの記事の端々から、知的な印象は受けていましたが、やはり本物ですね!

しかし、いい園にめぐり合いましたね!
どんな園でも、担任の先生との相性や、失礼な言い方ですが、当たり外れはありますものね。
namakoさんが、ほんとに安心というお気持ちよくわかります!
いやー、小僧さんの行く末が楽しみだ♪
by tanico (2009-12-18 10:34) 

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